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研究協力者を募集します。対象は「子の立場で父の遺産相続を経験された方」です

心理学・カウンセリング

大学院の研究テーマである「父の遺産相続における子の心理的葛藤に関する探索的検討」について
経験談を話して下さる研究協力者を募集しています。

過去10年以内に父親の相続を経験した方が対象です。
20名程度へのインタビューを予定しています。

くわしくはこちら

特別なことじゃない。遺産相続の心理的葛藤=心の揺らぎ

税理士と大学院生の二足のわらじも2年目に入りました。
先週末、修士論文の構想発表会と研究倫理の申請を終えたところです。

「遺産相続の心理的葛藤」というと、ちょっと大げさですが
私のイメージは「骨肉の争い!」とかではなく
遺産相続の流れの中で、誰もが一度は感じる心の揺らぎをイメージしています。

普段から相続実務を行っている税理士や司法書士さんなら、分かってもらえることですが
相続人の方が感じる、ささいな「モヤ」から結構大きな「モヤモヤ」まで
それをしっかり聴くことが、本業のスムーズな遂行につながることは多いと思います。

でも、経験したことのない人には、その「モヤ」自体が想像できないようで
教授にこの話をしたときも「それって死別の悲嘆と何が違うの?」と言われました。

確かに心理学の分野では、死別の悲嘆に関するストレスやその後の成長を扱った研究は多くありますが
遺産相続の心理面に焦点をあてたものは、内外共に非常に少ないようでした。

実務面だけでなく、心理面での支援も広げたい

父の遺産相続は、自分が育った家庭の「総決算」でもあります。

幼い頃からの家族の歴史、親や兄弟との関係、父亡き後の母の生活支援など
いわゆる「相続争い」はなくても、
何らかの葛藤が生じたり、不安定な気持ちになったりする方が、むしろ普通です。

年齢的にも、自分の老いを感じながら、アイデンティティが揺らぎ再構成される時期。
相続を機に、改めて今の自分を自分で見つめ、気持ちが沈むことだってあります。

「身近な人が亡くなった後の手続のすべて」が85万部も売れたのも
単なる手続きという実務面への備えだけじゃなく
その背後にはきっと様々な不安や心配があるのでは?感じていました。

ただ、それを「これこれこうで、こんなに大変なんです。
だから、相続って心理面でもこんな支援が必要なんですよ
(単に、遺言書いて家族信託して節税するだけじゃダメだと思うんです)」と訴えても
それには何の根拠もありません。

なので、実務家として感覚的には分かっていることを
単なる事例や私個人の主観ではなく、ある程度実証的な概念として形にし
実際の相続実務に役立てたい(相続を支援する人に役立ててほしい)という妄想が今はあります。

研究協力者を募集します。対象は「子の立場で父の遺産相続を経験された方」です

そこで、様々な縁を頼って、広く研究協力者を募ることになりました。
客観的な情報を集める必要があるため、自分の顧客への依頼は認められていません。

また、心理学の研究は人の心を扱うため、学内の倫理委員会の承認後でないと
データの収集や分析ができません。
そのため、実際に依頼書をお配りし、インタビューをお願いするのは6月下旬以降になります。

対象となる方

・過去10年以内に、子の立場で母ときょうだいと共に父の遺産相続を経験した方
・対面またはオンラインで60~90分のインタビューに応じて下さる方
・年齢、性別、財産額の多寡、相続税の課税の有無は問いません。
・相続の経験を通じて、自分自身や家族に関して何らかの気持ちの葛藤があった方。程度は問いません。
・内容や個人情報については、守秘義務を順守します。
プライバシーに配慮した処理を行い、個人が特定される形では結果を報告しません。

もし、上記に該当し、協力してもいいよという方がいらっしゃいましたら、
撤回はいつでも可能ですので、以下までご連絡頂けたらありがたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

連絡先
E-mail:s2040223@s.tsukuba.ac.jp
HP:問い合わせフォーム

-心理学・カウンセリング

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