大学院終了後のこと

筑波大学大学院・研究

昨年9月に大学院を終えて、もうすぐ1年になります。

修了後にやっていることを、少し書いてみます。

※ゲーム感覚ではなかなかできない…

修了後も研究を続けたい。指導はどうなる?

あくまで筑波の場合、ですが

修士論文をさらにブラッシュアップし
学会誌に査読論文として投稿したい人は
修了後も引き続き、所属していたゼミなどの教授に指導してもらえます。

この場合
通常は教授との「共同研究」という形になるので、学費などの費用は発生せず
学生が投稿論文の第一著者、教授が共著者という形になります。

私はそれを知らず
「指導料はどうお支払いすればいいんでしょうか?」と
最初にたずね、笑われてしまいました…

お金をもらったら、問題になります、と。

研究界隈の素人なので、全然知りませんでした。

という訳で、私は現状
1~2ヶ月に1度の頻度で、個別にご指導を頂いています。

論文の投稿について

その後、早い人なら(=修士論文の分析が精緻でレベルの高い人は)
修了後1年以内に投稿できますが

投稿しても、掲載可(アクセプト)になるとは限らず
掲載不可(リジェクト)になってしまうことも多いようです。

その場合、そこで諦めて研究をお蔵入りにするか
学会を変えて、再び投稿するかになります。

ゼミの先輩のリジェクト話を聞くと

世に出したい気持ちはあっても
さらに膨大な時間をかけるか否か

その決断もなかなか悩ましそうでした。

私の場合

私は、修了も半年遅れで
研究も、修士論文の内容を解体して一からやり直しています。

博士後期への進学も希望していないし
(進学したい人はその前に、査読論文を持っている必要がある。おそらく)

キャリア上、論文の投稿が必要という訳でもなく
(ただ、途中で挫折したりリジェクトになってしまうと、教授には申し訳ない)

「投稿するまでには、修了後2年くらいかかるのが普通」と
教授からも言われていたので、焦らず亀の歩みで進めてきました。

8月末にようやく、分析結果に相当する
結果図とストーリーラインの方向性が固まってきたので
少しずつ、投稿する学会の検討や論文内容の構想に入れそうです。

ただ、なんとなく分かっているようで、実は正しく分かっていない日本語が多くて
今は広辞苑と首っ引きです。

葛藤、ジレンマ
怒り、憤り
胸のつかえ、胸の痛み
役立てる、活用する
経験、体験
通じて、通して
再構築、再構成

など。

結果図の日本語を正しく理解してもらえないと
論文も読んでもらえない、と指摘されてしまったからですが

そんなことを考え始めると…本もブログも書けなくなりそうです。

-筑波大学大学院・研究

関連記事

修士論文締切一週間前。指導教官の「おもしろい!」が心の支え

5/28が修士論文の提出期限。 なので、今月はひたすら書いてます。 昨夜、第二稿を指導教官に提出したので あとは、今後の課題と提言、要約を書き 引用文献リストを整理して 第二稿の指摘事項を直せば (赤 …

DeepL未対応の言語を翻訳したいとき

目次1 英語ならGoogle翻訳よりDeepL2 欠点は対応言語の少なさ3 Google翻訳も進化していた!4 まとめ 英語ならGoogle翻訳よりDeepL 英語を日本語に訳すなら DeepLを使う …

筑波大学大学院カウンセリング学位プログラム【過去問の分析】

筑波のカウンセリング学位プログラムの受験には、過去問の分析が効果的です。 私の分析方法について、まとめてみます。 目次1 過去問を分析すべき理由2 過去問からわかった出題形式と出題傾向2.1 問題12 …

研究再開。M-GTA研究会で指摘されたこと

M-GTA研究会で発表してから1か月。 ようやく立ち直り、研究を再開したので、研究会での指摘事項をまとめてみました。 ※出典:M-GTA研究会 目次1 発表当日まで2 私の当初分析の問題点3 発表当日 …

無事に大学院を修了しました

目次1 無事に大学院を修了しました2 一生モノ。それは人とのつながり3 プロセスは常に途中 無事に大学院を修了しました 先週末、無事に大学院を修了しました。 雨の中、ひとりひっそり学位記を受け取るため …