税理士・ファイナンシャルプランナー 福田真弓のブログ

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大学院で心理学・カウンセリングを学ぶことになりました

心理学・カウンセリング

先日、8月に受けた試験の合格発表があり、晴れて来年4月から大学院に通うことになりました。

進学先について

筑波大学大学院 人間総合科学研究科 博士前期課程
生涯発達専攻 カウンセリングコースに進学します。

学問の領域としては、心理学になりますが
ここは、他の(臨床心理士になるための)心理系大学院とは位置づけがかなり違います。

通常、カウンセリングや心理学は
「不適応状態にある方」への、治療や支援に用いられる知識や技術ですが

実際には、企業・家庭・教育・福祉といった日常のさまざまな場面を見渡せば
ほとんどの方が何らかの形で、心理的な困難さを抱えています。

そのため、筑波のカウンセリングコースでは、理論研究者の育成ではなく
そのような日常の場面で問題解決できる人材
=心理的素養のある専門的職業人を育てることを、重視しています。

長年、相続業務を通じて高齢の方や女性のお客さまと関わり
相続を、単なる「民法・税法の決まり」と「対家族同士・税務署との損得」問題ではなく

人それぞれの、人生への納得度や自己肯定感を大事にしながら
人生後半で新たな一歩を踏み出す時、専門家としてどう関与すべきか、考え続けた私には
ぜひ、足を踏み入れてみたい場所でした。

ただ、入試の倍率が6倍と高く、複数回の受験を経て合格する人が多いと聞いていたので
1度目の挑戦でパスできたことは、想定外です。

講義は、平日夜と土曜に行われ
通学先もつくばではなく茗荷谷のため、仕事への影響も最小限に抑えられる、はず。

ただ、趣味からは、特に歌からはしばらく離れざるを得ません。
茶道は先生が高齢なので、できれば先生がお元気なうちは通いたいのですが。

入学試験について

(以下は覚書です。今後、興味を持たれた方がいらしたときのご参考まで)

入学試験は、2段階での選抜になります。

1次試験

まず、書類審査+筆記試験で、半分以上の受験生が落とされます。

書類審査は、筆記試験の1か月半前、7月初旬の提出期限までに
職務経歴書・志望理由書・研究計画書の3点セットを提出しました。

その後、筆記試験が8月下旬に行われます。

心理学やカウンセリング全般から出題され
かつ、すべてが論述問題なので(選択や用語穴埋めはなし)2時間ではまったく時間が足りません。

私は、臨床心理士指定大学院の受験予備校(河合塾)の講義をweb受講し
その他に、自分で買い求めた参考書でひたすら勉強。

特に、筑波で頻出の、社会心理学や心理統計学の分野は
河合塾のテキストと配布物を、隅から隅まで覚えました。

他の心理系大学院とは違い、英語がないのが唯一の救いでした…

2次試験

1次の合否は、筆記試験の当日夜に発表され、その翌日に2次の口述試験が行われます。

難関の1次を通過しても、2次でさらに半分に絞られ
10月初旬に最終的な合格者が発表されます。

面接時間は15~20分。
受験生1人対教授2人の個別面接形式で、主に研究計画書の内容について突っ込まれました。

私の出来

1次の筆記試験は、ボーダーラインより下だったと思います。
用語説明はまあまあ書けましたが、論文やデータを基に論述する問題が壊滅的な出来でした。

ただ、おそらく書類審査の評価がボーダーを超えていたのだと思います。

志望理由書には、思いのたけをストレートに書き

また、心理学初心者なので、研究計画書を書くために
自分の研究したい分野の先行研究に関する論文は、それなりの数を読みました。

「中年期のアイデンティティ再体制化に基づく自律的な終活が
老年期女性の主観的幸福感に及ぼす影響」という研究計画書を提出しましたが
実際には多くの学生が、計画書と異なる内容で論文を書くそうです…

2次の面接は、準備ゼロ(1次の夜、絶対に落ちていると確信し、来年も頑張ろうと飲みに行き
深夜に1次の発表をこっそり見てビックリ)の緊張感で、これまたしどろもどろでした。

が、実務に根差した問題意識と意欲だけは、伝わったのかもしれません。

受験勉強について

確定申告の終わる3月までは、深夜に河合塾のweb講座を見るので精いっぱいでした。

4月に、自分で用語説明のノートを作り始め
5月になってから、研究計画書を書くため、論文を読み始め
8月に入ってようやく、論述問題への対策に取り組みました。

GW、お盆休みは1日10時間くらい…
トータルで、税理士試験の相続税法1科目分くらいの勉強時間だったと思います。

あと、facebook上で、友達の友達でいらした太田彩子さん
筑波のカウンセリングコースに通っていらっしゃると知り、ダメモトでご連絡させて頂いたところ
4月に快く時間をとって下さり、多方面からアドバイスを頂け、本当に助かりました。

それまでは「ある程度実務のキャリアも重視して、合否判定してくれるのでは?」と
淡い期待を抱いていましたが

太田さんからきっぱり
「国立大学ですからそれはないです!!私も直前期は毎日12時間勉強しました」と言われ
正々堂々、正面突破しかないと腹をくくれました。

加えて、そのころ相続税申告を担当させて頂いたお客様が、たまたま臨床心理士で
かつ、とても素敵な方だったので、これもモチベーションアップにつながりました。

人生って面白い

仕事と両立できる?
研究論文なんて私に書ける?
そもそも、税理士の仕事に役に立つ?
夫やつくしのことはどうしよう?
これから更年期が待ってるのに、夜や土日にまで勉強できる?

悩みや不安はいっぱいですが

まあ、人生をひたすら前に進めば
当初、自分が思いもよらなかった方向に進むこともある
それがきっと人生の面白さなのかなーと、今は思います。

数か月後には、それどころじゃなく、ヒーヒー言ってるかもしれませんが。

-心理学・カウンセリング

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