自分の半径3メートルを「生き心地」よく

心理学・カウンセリング

情報は栄養であり毒でもある

私の父は山口県の出身なので
先週は気持ちが沈み、夜眠れなかったと聞いてちょっと心配しています。

以前、ブログにも書きましたが

体は食べたもの、心は見聞きしたものでできている

体と心の健康を保つには、自分の中に「入れる」ものを取捨選択することが大切です。

特に、テレビやネットは
人の注目を集めることが存在意義で

毎日の生活には必要ない
でも、見たら気になる「情報」の洪水ですから
気にせず浴びていたら、溺れてしまいます。

私はストレングスファインダーで「調和性」や「共感性」が高く
何かと影響を受けやすいことを自覚しています。

だから、人より気をつけている点を割り引いたとしても

情報は、よい人生を送るための栄養や薬にもなれば、毒にもなる。

それは誰にとっても、同じだと思います。

自分の半径3メートルを、毎日心地よく生きるには
不要な情報を「入れない」心がけに加え、入れないためのマイルールが必要です。

必要なのは自分にあった「質」

テレビのニュース、私はNHKのWorld Newsしか見ません。

今朝も、朝食の後片づけや身支度をしながらですが

フランスは猛暑(洗車や庭の水まきは罰金だそう)
ドイツは節ガス(天然ガスの35%がロシア依存のため)
イギリスは次期首相選び、など。

悲劇や紛争があっても、事実がわずかに報道されるのみです。

紙の日経新聞に目は通しますが
ビジネス系のニュースサイトは
人の不安や欲をあおる記事が多すぎると感じ、距離を置いています。

普段は信頼している方の情報だけを
個人サイトがあれば、feedlyに登録して読む
音声配信のVoicyなら、プレミアムリスナーになって聞くなどし

気になる情報があったら、さらに本を買って詳しく知り、考える。

情報は、こんな感じで「量」ではなく
「質」が自分にあうものを探し、深掘りしています。

おすすめ本『生き心地の良い町』

生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある

生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある

この本は、心理学系の他の本で紹介されていて知りました。
Voicyでもどなたかが、おすすめしていた記憶がありますが

岡檀さんが自殺希少地域で行った
「自殺予防因子」の研究がもとになっている本です。

ただ、調査や分析に関する内容は、本の末尾に数ページ書かれているだけで

全体としては調査活動日記のようで
平易な言葉で分かりやすく
特に今だからこそどなたにも、ぜひ読んでほしい本です。

なぜなら、今回の他殺と自殺は違うけれど
生きづらさが積み重なり、自分の人生に絶望した行動という点では似ているから。

社会的弱者を追い込まないこと
個人にスティグマを負わせないこと。

といっても、私にできることは
せいぜい自分の半径3メートル以内にいる人を大切にすることだけですが。

でも、政治家に限らず
少しでも多くの人がそう心がけることが
結果的に誰もが心地よく、生きられる世の中につながる気がしています。

おわりに

週末は
OL時代の同期、大学時代のサークルの友人、主人の高校の同級生家族と
美味しいものを食べて飲んで(金、土、日連続…)。

あとは投票に行く、寄付をするなど。

昨日はお客さまが、別荘の畑で取れた自家製野菜を持ってきてくださいました。

バジルの香りに何度も深呼吸…。ああいい香り。

-心理学・カウンセリング

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