理想的なワードローブはワンパターンでOK

装う

昨年の後半から、外反母趾が悪化して、今までの靴が履けなくなりました。

IMG_0264

3センチ程度のローヒールでも、先がとがっている靴はまず無理です。
やむなく、皮素材の紐靴やスニーカーを履いています。一応、メッシュやスパンコール付。 でも、女子力ではヒールに勝てす…

IMG_0265

ワードローブの悩み

そこで困ったのが、服との組み合わせ。

今までは、決まったブランドの上品めの服をヒールと合わせるのが常でした。
服の色は、白、ネイビー、ブルー、グレー、カーキ。プラスするなら、せいぜいグリーン。
色でアクセントをつけたいときは、靴。

でも、紐靴やスニーカーには合わない服ばかりだし、それにこれからずーっとヒールが履けないなら
どんな服を着たららいいんだろう?
OLの頃から、趣味もサイズもあまり変わらず、自分のファッションについて改めて深く考えることがなかったので
なんだかすごくブルーになり、服も靴も、買うのが少しおっくうになっていました。

が、

スタイリストの渡辺いく子さんといえば、多分、女子ならご存知でしょう。
衝撃でした。この本。私の衝撃ポイントは、特に次の2点です。

毎日同じ服を着てもよい

・ 日本の女子は、毎日違う格好をしなければならないという「バリエーションの呪い」をかけられている
(ギクッ)。
・ でもこれは、恐ろしく、根深く、理不尽な思い込み。
・ いつも同じ服だと恥ずかしい、バリエーションを増やさなければと思うあまり、
微妙な服をワードローブに混ぜてしまうからかえって「ダサい人」になる。
・ おしゃれになるには、ダサい服、つまり、バリエーション用のイマイチな服をバッサリカットすること。

おしゃれな人はワンパターン

・ ワードローブの内容に偏りがある=自分の得意分野、好きなものを極めているということ。
・ それは自分の「スタイル」ができているということなので、全然OK。
・ おしゃれになるということは、自分のワンパターンを見つけること。

私は、整理整頓大好き!なので、
衣替えのたびに、そのシーズンに1度も着なかった服はキッパリ処分しています(リサイクルに持ち込み)。
この間、冬服から夏服に入れ替えたときに、同じようなグレーのニットが3枚もあり
「あ~、また似たような服ばっかり買って」と反省したところでした。

それに、たまには変わった色も着なきゃ、と買ったピンクやオレンジの服もあるけれど、
確かにめったに着ないし、着ててもなんだか落ち着きません。

なので、すごーく腑に落ち、そして安心しました。Oggiでは1か月コーディネートとかやってるど、あれは雑誌の中だけのこと(^^ゞ
いやなもの・苦手なものを省き、好きなものに集中するのは、ファッションでもすごく大切なことのようです。

この本もベストセラーですが、バリエーションの呪いをかけられている日本の女子には
いく子さんの本の方がおすすめかも。

私も、外反母趾を機に、自分のスタイルは少し変えていかなければならないけれど
これからも偏り放題OKで、自分が心ときめく(かつ、紐靴でも履ける)服を探そうと思います。

ちなみに…友人FPの八ツ井慶子さんがくれるメールでは、なぜか私は「服田さん」です(真相は不明)。

-装う
-

関連記事

汗まみれのオシャレ着にはとりあえず水シャワー

酷暑は小休止といった感じですが、それでも毎日湿気が多く、ムシムシします。 目次1 どうしていますか?汗まみれの服2 私の対処法2.1 1. 浴室で服をハンガーにかけ、左手に持つ2.2 2. シャワーの …

台風19号の功罪

台風19号の被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。 目次1 残念だったこと。ハワイ行きの断念2 よかったこと。もしもの備えの再確認ができた3 ひとりごと 残念だったこと。ハワイ行きの断念 来 …

2019年、買ってよかったもの

ミニマリストではありませんが、年々、物を買わなくなっています。 そんな中でも、今年買ったものの中から「これはおすすめ」と思うものをまとめてみました。 目次1 M・A・C のアイメイクアップベース2 マ …

テレビメイクのポイントは「色より影」

長年やっても、ちっとも上手くならないのが「お化粧」です。 18歳から43歳まで、365日×約25年=9,125回もしているというのに・・・。 かといって、メイク雑誌を買って勉強するはずもなく、今や美容 …

50代ファッションは「色・巻き・抜き」で

50代になって初めての夏服選びを前に スタイリストの猪熊夏子さん(なっちゃん)の パーソナルスタイリング(コンサル+ショッピング同行)を受けました。 ダサいのは嫌だけど、気張りすぎてイタいのも避けたい …