以前、とある70代マダムから
「真弓先生は、まだ40代でいいわね。
50代、60代は、史上最高に楽しいわよ」
と言われたことがあります。
そのときは、あまりピンときませんでしたが
今は、すごく納得しています。
目次
50代、60代が楽しい理由
マダムいわく
「50代、60代は
30代、40代の頃と比べたら、お金や時間に余裕がある。
しかも、70代、80代より、肉体的にも元気。
だから、やりたいことが何でもできる」
そんな風におっしゃっていました。
確かにご自身も
それを体現する生き方をしていらっしゃいます。
すぐにはできない。「やりたいことをやる」生き方
でも「やりたいことをやる」生き方は
すぐには実践できません。
50代、60代になる前の段階から
自分の心に正直に
人からどう見られようが
誰になんと言われようが
自分のやりたいことをやる。
そういう生き方を心がけていないと
いざ、お金や時間に余裕ができてからでは
なかなか難しいと思います。
俗化せず、純化をもっと加速させる
先日、とある論文を読んでいたら
40代からの降りていく生き方について
(専門的には、中年期のアイデンティティ再構成、といいますが)
「俗化」ではなく「純化」が有効だとあり
マダムの言葉と合わせて、ストンと腑に落ちました。
「俗化」とは
世間体や名誉といった、世俗的な価値観にしがみつき
自分が本心から、価値があると思う方向に進めないこと
「純化」とは
自分のアイデンティティの核になるもの
自分の人生で大切だと思う価値観を重視し
他は潔く捨てること
だとのこと。
真面目な人ほど、純化できず俗化におちいりがちです。
自分はあまり価値を感じないけど
人がやっているから、やった方がいいかなとか
お金になるのはこっちだから、こっちをやるべきかな、とか。
でもそんな生き方を続けると
中年期の危機に陥ることは、既に実証済。
私は、今年40代最後の年なので
さらに「純化」へシフトしていこうと思います。
まとめ
そう考えたら
逃げや諦めだらけの人生も
純化を「極める」、いい生き方なのかもしれませんね。
マダムから届いた、卵と親子丼セット。
史上最高に美味しいとのこと。
きっと移住先でも
マダムらしい人間関係の輪を作っていらっしゃるのだと思います。