今日の日経新聞電子版に
「お金はかかるが…趣味があれば仕事も頑張れる」という記事がありました。
マネープランの観点からは、「節約」こそ望ましい。
でも、大人の趣味は単なる「ムダ使い」ではないので、
むしろマネープランに折り込むべき、ザックリいうとそんな内容でした。
人生の後半にはどんな趣味を持ったらいい?
以前読んだこの本に、自分の人生を「降りていく」に際し、趣味は
1.自分が一番好きなこと
2.音楽関係
3.体を動かすこと
の4種類あるといいと書いてあったので
40代のうちに一生続けられる趣味を探したいな、と考えています。
もともと、仕事に必要な勉強で手一杯で、あまりコレ!という趣味がなかったので…
日々の仕事や育児など
時間に追われて忙しい人ほど、それだけに力を注ぎすぎると、
自分が擦り切れてしまうことがあります。
真面目すぎる人なら、ノイローゼやうつにもなりかねません。
私も、20代前半の税理士受験生のころから
いくつかの会社勤めと家庭環境の変化を経た30代半ばは、やや擦り切れ気味でした。
もちろん、人生のある時期においては、仕事や育児だけに集中し
キャリアや家族の土台をしっかり築いておくことが必要でしょう。
でも、自分(や子ども)の学歴や資格
仕事上の地位や成功だけを、人生のすべてだと考えると
挫折したときに、立ち直るのが難しくなってしまいます。
でも、それはあくまで人生の「単なる一部」。
そう気づくと、目の前に道がパーッと開けます。
65歳でリタイアし
時間の余裕ができてから、趣味でも始めようと思っても、
その頃には、気力・体力・能力・お金
それに一番大切な好奇心がなくなっているかもしれません。
知的な好奇心は、認知症を予防する効果もあると、聞いたことがあります。
どんなに忙しくてもいずれ死は訪れる。
限られた時間しかない自分の人生だから、潤いや彩りのある充実したものにしたい。
だから、本業以外の世界を広げよう!と決めれば
逆に頑張って働かなきゃ!という気概も持てそうです。
楽しむには、先立つものも必要ですから…
私の趣味(とは言えない趣味)は?
昨年2月から始めた茶道
月3回のお稽古は、先輩方に全面的に頼りなんとか続け、現在中級の四ヶ伝(しかでん)の許状を申請中。
今年5月から始めた金継ぎ
月1回のお稽古なので、まだ自分が割ってしまった器↓を直すので精一杯。楽しむ余裕は全然なし。
でも、和への興味や関心度は断然アップ!あとは着付けを習って、自分で着物が着られるようになれば…
今月からは…歌
そして今月からは、月2回、第九を歌う合唱団に加わることになりました。
お茶の友人が通っていてとても楽しそうだったのと
あとは私も小学生のころ、合唱クラブで
地域の交響楽団との第九に参加したことがあったので。
またドイツ語にカタカナを振ってみます。
あとは運動の趣味ですね。
のんびりウォーキングを続けながら、楽しく続けられそうなものを探します。