コロナ禍における生活様式や気持ちの変化についてのアンケート
今日は、大学院の課題実習(アンケート)へのご協力のお願いです。
対象者は問わず、人数が多いほどありがたいので、ご協力頂けると非常に助かります。
私どもは、筑波大学大学院にて
コロナ禍における行動様式の変化に関して調査研究をしております。
10分程度の個人を特定しない無記名式のアンケートとなっております。
ご協力いただける場合は、下記URLをクリック頂き、回答をいただければ幸いです。
一人でも多くの皆様にご協力いただきたく、
お忙しいところ恐縮ですが、どうぞ宜しくお願いいたします。
回答期限:10月9日(金)23:59
【ご参考までに】心理学の研究法
心理学の研究法には、大きく分けて「量的研究」と「質的研究」の2つがあります。
量的研究 ※上記のアンケート
心理尺度と呼ばれる質問への回答を統計学的に分析し、
平均値や標準偏差を求めたり、因果関係や相関関係などを調べて
事前にたてた仮説を検証する方法です。
筑波のカウンセリング学位プログラムには、量的研究法を学ぶ「社会調査法」という講義があり
現在5グループに分かれて、違う内容の調査を行っています。
(男性の更年期障害や、恋愛に関する調査をしているグループも!)
研究責任者は指導教授の名前になっていますが
実際には私を含む5人でこの調査を行っています。
質的研究
もう一つの質的研究は
自由記述のアンケートや、対面でのインタビュー内容を研究のベースとする方法です。
それをもとに、量的研究に使う心理尺度の土台を作ったり
量的研究では調べにくい、個人的体験やライフストーリーから
人の生きざまや意味を描写し、人間の個別性や多様性などを探ります。
※方法論だけで山ほど読まなきゃならない本があり。まあこれは初学者の宿命ですが。
ひとりごと
上記アンケート、回答には10分ほど時間がかかり
何度も同じようなことを聞かれ、少しうっとうしいかもしれません。
ただこれは一応、心理学研究における倫理上の理由があり
信頼性と妥当性の検証された方法で行っているため、申し訳ありません。
しかも、心理テストのように、せっかくやってもすぐには結果が見られないという・・・
(調査後、集計・検証したサマリーは、今年中にはブログ記事にします)
以上、お忙しい方には大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。