初めて山に登りました。
筋肉痛は残っていますが、意外とちゃんと登れた自分にビックリでした。
駅ではいつもエスカレーターを使わず階段をのぼっているので、それがよかったのかもしれません。
モンベルのツアーで箱根金時山へ
山に登りたい! よし、登ろう!
せっかくなら筑波大学に近い筑波山に登りたい!
そう思って、登山をする友人・知人に聞いてみたところ
「初心者に筑波山は無理」だといわれてしまいました…
でもどこかの山に登りたい!
といっても、日ごろから鍛えているわけじゃないから
誰かに連れて行ってとは、迷惑をかけそうでいいにくいと思っていたら
お茶のお友達から「モンベルのツアーは女性のひとり参加も多くて
ガイドさんも優しいしおすすめ」と聞いたので、早速日帰りツアーを申し込みました。
箱根の金時山です。
箱根湯本駅から公時神社までは路線バスで行き
公時神社で準備運動をしてから登り始めました。
参加者は定員の12人(男性5、女性7)。
登り初めはまだ写真を撮る余裕がありましたが
徐々に傾斜が急になり、必死モードに
2時間強登り、ようやく山頂にたどり着きました。
正面には、富士山がそびえたち
左手には芦ノ湖や大涌谷がクッキリと。
外国人の登山客が多く
「なんだかスイスみたいだね」「行ったことないけど(笑)」と参加者の方と盛り上がり
達成感を胸に、お昼を食べて下山しました。
行ってよかった。大満足です。
山に登りたくなったわけ
大学時代の友人には「真弓が山!?」と笑われました。キャラじゃない、と。
山に行きたいと思ったのは、おととし行った「屋久島」の影響です。
屋久島は、晴れた空が急にどしゃぶりになったり
海岸線からちょっと登ればすぐ、杉と苔に覆われた森があったり
人を見ても逃げない鹿や猿、トレッキング中顔をヒルにかまれる、など
何もかもが新鮮でした。
そんな中、落ち葉や折れた木の枝、朽ちた木を見ていてふと
人間(私)だって生き物で、最後は必ず土に帰るのに
自然の中にいない今の暮らしの方が不自然なのかな
生き物なのにずっとコンクリや電子機器に囲まれてたら
そりゃ体も心も疲れるよな、と思ってしまい。
これだと自分も生態系の「一部」だとは、なかなか実感できませんよね。
人生はトレードオフ。今は都会
で、移住や二拠点生活も考えましたが
夫婦で「それもいいけど、今じゃないね」という結論になり。
自然に触れられる機会を増やそうと、ちょこちょこ旅行はしましたが
「いわゆるリゾートじゃなく、がっつり自然の中に行きたい」という思いが募って
夫は足が悪いので、ひとり登山初体験となりました。
人生はなんでもトレードオフですから
都会の暮らしと自然に囲まれた暮らし
どちらかを取れば、どちらかを捨てることになるのは仕方ない。
でも、都心のマンションの一室でいつも留守番しているつくしの姿を見るたびに
つくしの寿命は、たった十数年だから(今月7歳)
ひとり登山もいいけど
もう少し家族と一緒に、自然の中にいられる時間を増やしたいなとも思っています。
まあ私の場合なんとなく、自然の中にいたいというより
自分が自然体でいられる時間をもっと増やしたいのかもしれませんが。
実は人生初じゃなかった
ただ、母に聞いたら
実は5歳のころに、丹沢の大山に登ったことがあり
周りの大人から「すごいね」と褒められていたと聞き(記憶にない)
せっかくだから、次は大山に登ろうかなと妄想しています。