ご紹介案件の引き受け方。私の場合

働く

ご紹介案件はありがたい。でも

大学院在学中、税理士業務はもっと減ることを覚悟してましたが

ご紹介案件をコンスタントに頂け、ありがたかったです。

特に、相続税申告はスケジュールの見通しが立てやすく、
緊急事態も生じにくいので、
両立しやすく助かりました(想定外にもめると大変ですが)。

ただ、もともとご紹介頂いたすべてのお客様を、
お引き受けしているわけではありません。

ミスマッチを避けるため、心がけていることを書いてみます。

HPからコンタクトしてもらう

ご紹介案件の場合も
基本、HPの問い合わせフォームから
「お客様ご本人」にコンタクトしてもらうよう、お願いしています。

フォームを通さず、ご紹介者がお客様を連れて、
直接、事務所に来られることもありますが、

その場合も最低限、
HPだけは事前に見て頂くようお願いしています。

そうすれば流れでブログも見て頂けます。

今や、事前のネットチェックなんて当たり前と思いつつ
ご高齢の方や社会的地位の高い方だと、意外にそうでもないので。

それだけでミスマッチがだいぶ減らせます。

ピカピカのオフィスのふかふかの椅子で
複数のスタッフと共に、丁重に対応した方がいいお客様だったら

お互いに時間がもったいないし心苦しいです。
(来客スペースは狭いし、ペットボトルのお茶だし)

「引き受けないこともある」と伝えておく

あとは、先にご紹介者に
「必ず引き受けるわけではない」ことを伝えておきます。

ひとり税理士さんの中には
自分軸に合わない人は断る、最初から依頼が来ないようにする
とおっしゃる方もいて、

私の場合も、HPから直接ご依頼頂くお客様で
お引き受けできないケースは、あまりありませんが
(時間的に難しいケースはあり)

ご紹介案件は、長年開業していても判断が難しいです。

金融機関や不動産会社の方に限らず、友人、知人を含め
紹介しよう!のレベルは人それぞれなので、

「いいお客様しか福田さんには紹介しませんよ」と言って下さる方もいれば
(報酬が。さらに人間的にも、という意味で。ありがたい)

「税理士=ああ、福田さんがいた」というレベルの方もいます。

なので、必ず事前に紹介者の方に、

私は引き受けられないこともあって申し訳ないので
先に別の税理士さんを紹介して頂いても、まったく構わない

と伝えています。

時間とお金の感覚が合うか、早めに見極める

経験上、「時間」と「お金」の感覚が合わない方は難しいですね。

たとえば、今年の確定申告の報酬は
すべてのお客様が請求後3日以内に入金して下さり、逆に早すぎて驚きました。

まあ、私も請求書が届いたら、
その日か翌日にはネットバンキングで払いますし
借金もしたことがないので、類は友。

友では、ありませんが(すみません)。

その点、紹介者とお客様も、ある意味、類は友なので
紹介者が信頼できる方だと、ひとまず安心できます。

紹介後も定期的に「○○さんは、どうですか?」とか
「何かあったら、遠慮なく言って下さい」とケアして下さったり。

ただ、必ずしもそうとは限りませんので、
時間とお金の面で違和感がないかは、早めに見極めるようにしています。

どちらも、ルーズな方は本当に悪気なく、ルーズだったりしますので。

まとめ

ご紹介しか受けないという税理士さん
逆に、紹介案件は苦手という税理士さん

どちらの友人もいますが
(今夜は前者の方と晩ごはんをご一緒します)

ご紹介案件、私は過去の自分の仕事ぶりが認められて、でもあるので
素直にうれしく思いつつ、でも上記に気をつけながら、お引き受けしています。

あじさいが美しい季節になりました。

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