協力者を募集していた遺産相続のインタビューですが、7月中に12人の方からお話を伺えました。
四国や九州、沖縄といった遠方からもご協力頂けたのは
友人が募集ページをSNSでシェアしてくれたおかげです。
交友範囲狭めのわたしだけでは絶対に無理でした。感謝してもしきれません。
コロナ禍で、オンライン面談が手軽になっていたことも幸いしました。
対面オンリーでは、首都圏以外の方からお話を伺うのは難しかったと思います。
インタビュー時間は今のところ、最短76分、最長157分で、文字起こしには結構時間がかかっています。
録音を聞きながら逐語録を作っていると、あっという間に数時間ということもしょっちゅうです。
ただ言い方は変ですが、この研究を始めたことで
ひとつひとつの「相続」の後ろにあった、家族や人それぞれの歴史、生き方、思い、決断の背景などに
ほんの少しですが触れられて、深夜にひとり、とてつもない幸せを感じています。
ドキドキとじわじわと。
と同時に貴重すぎて、絶対に中途半端な形にはできない!という責任も感じていますが。
8月は文字起こしと分析をしながら、さらに5人の方からお話を伺う予定です。
7月の12人分をベースデータ、8月の5人分を追加データとし、M-GTAでの概念生成を試みます。
もし、研究協力者の要件を満たす方で
・ 男性
・ 両親(被相続人)と同居、または近居していた女性
がいらっしゃいましたら、お話を聞かせて頂けるとより参考になります。
ゼミの同期が「女性リーダーのイメ―ジ尺度」を作成するため、ゼミ生全員でKJ法を行いました。
ゼミの修士同期は4人ですが
量的研究(数百人に質問紙を配布→結果を統計的に分析)を行うのは彼女だけなので
手伝いつつ、一緒に学ばせてもらっています。
彼女は日本のジェンダーギャップ指数が156か国中120位で
先進国最低レベル、アジアでも韓国や中国、ASEAN諸国より低いことに問題意識を持っています。
若い日本人女性のエンパワメントが研究の最終目的なので、調査対象者は2~30代女性。
尺度が完成したら、私も(狭い交友範囲なりに)協力者探しを手伝う意欲満々でいます。