毎年自分の確定申告をするとき、自作の財産リストをアップデートしています。
iDeCoの運用成績もそのときに年1回チェックし、適宜「配分変更」していましたが
今回初めて「スイッチング」もしてみました。
iDeCoを活用中の方には、運用成績の定期的なチェックをお勧めします。
※週末には、日経ヴェリタスとビジネスが自宅に届きます。
目次
個人事業主にとってのiDeCoの位置づけ
個人事業主は誰からも、退職金や厚生年金をもらえません。
そのため、税メリットの大きい
・ 小規模企業共済:退職金
・ iDeCo(確定拠出年金):年金
などで毎月お金を積みたて(=掛金を拠出し)自助努力で将来に備えます。
しかし、小規模企業共済は、一定年数以上続ければ元本割れはしないものの
大きく増えることはなく、自分で運用することもできません。
過去5年の利回りは2%台です。(中小機構のHP)
一方、iDeDoは、毎月の掛金をどの商品にどんな比率で運用するかを、自分で選べます。
私は5種類の投資信託で運用していて、過去5年の利回りは年8.67%でした。
iDeCoの「配分変更」と「スイッチング」
ただ、商品ごとの運用成績が違うと、徐々に保有資産全体のバランスが崩れます。
iDeCoの運用は自己責任。
運用商品の管理や変更は自分でする必要があります。
この変更手続には「配分変更」と「スイッチング」の2種類があります。
配分変更
配分変更は、「今後」毎月の「掛金」で、購入する商品の種類や割合を変えること。
手数料はかかりません。
【例】A投信50%・B投信50% → A投信60%・C投信40%
スイッチング(リバランス)
スイッチングは、「過去」に購入した「保有資産」の中身を組み替えること。
商品の一部や全部を売却し、他の商品を購入します。
iDeCo内でのスイッチングは、通常の投資信託の売却と違い、売却益が非課税=お得です。
ただし、売却時に信託財産留保額というコストのかかる商品があり
その場合は財産が目減りするので、注意が必要です。
私はスイッチングでどう変えたか
私は外国株式の投信の運用成績がよく、総資産の5割を超えてしまったため
信託財産留保額がかからないことを確認し、スイッチングにトライしました。
具体的には
・ 「外国株式」を一部売却
・ 「外国債券」「新興国債券」をすべて売却
・ 「日本株式」を買い増し
・ あらたに「J-REIT(日本不動産)」と「世界REIT(外国不動産)」を組入れ
自分なりの運用方針を持つ
どう運用すべきかは
自分の年齢や、iDeCo以外で保有する資産の多寡や種類により決めればよいと思います。
私は現状
・ インデックス型のみを買う:アクティブ型は、高い信託報酬に見合うパフォーマンスが得られる可能性は低いと思うから
・ 外国ものを多く持つ:iDeCo以外の口座で買うより信託報酬が安いので。さらに、私のiDeCo以外の保有資産が日本に偏っていることを考慮して
方針です。
複利の効果を甘く見ない。8%と0.35%では将来こんなに差がでる
日経ビジネス最新号によると
企業型確定拠出年金への加入者が、運用商品として選択している資産は
34.4%が預貯金、16.2%が保険。つまり、半数超が元本保証型商品だとのこと。
確定拠出年金は自己責任なので、他人がとやかく言えませんが
でも、長い人生を主体的に有意義に生きるには
自分が働くだけではなく、資産にも上手に働いてもらわないと。
月5万円を20年(40歳~60歳まで)積み立てると、元本は1200万円です。
積み立てながら、年8%で運用すると2,845万円になりますが
年0.35%だと、たったの1,242万円ですから。 ※0.35%は今の定期預金5年物の最高金利
ひとりごと
これからも、人間がよりよい暮らしを求め続ける以上
新しい商品やサービスが、必ず世界のどこかで生まれます。
自分が働くだけでなく、自分の資産をいろんな形で投資し世の中に役立たせれば
そこから生まれる利益も得られるのでは・・・
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