お客様にお茶を出したとき、隣のイスに素敵なバッグが置かれているのに気づきました。
HELEN KAMINSKIのやわらかそうなカゴバッグです。
私も昨夏、HELEN KAMINSKIのやさしい風合いとクッタリ感に魅かれて、帽子を2つ手に入れ、活用しています。
好みが一緒というだけで、ご相談前からなんとなく親近感がわいてしまいました。
目次
ファッションだけが、唯一、一目でわかる相手の中身
「たかがバッグで?」
「仕事とファッションの好みは、関係ないんじゃない?」
「ファッションで判断するなんて、軽すぎる」
本当にそうでしょうか?
だって、着ている服・持っているバッグ・履いている靴。
女性なら、アクセサリーやネイルも
その日の「ファッション(装い)」を決めたのは、他でもないその人自身。
初対面の方と会うとき、相手がどんな方かは、事前情報がない限りまったく分かりません。
話を聞いたり、ふるまいを見たりするのは、会った後ですから。
つまりファッションだけが、唯一、一目で、相手の「中身」が分かる手段です。
これって内面を一生懸命磨いている人ほど、つい忘れがちかもしれません。
内面にも外見にも気を配らず、気ままに生きていくなら別ですが
自分の望む方向に向かって内面を磨き、それを何らかの形で他人に発信し、より充実した人生を送りたいと思うなら、内面と同じように外見にも気を配る責任があると思います。
私は相手の「装い」にも重きを置き、どんな人かを判断する基準にしています。
なので、自分が「素敵だな」と思うものを身に着けている人とは、(勝手に)何となく気が合いそうな気がしてしまいます。
年を重ねるにつれ、しわやしみ、白髪やくすみなど、肌も髪も放っておくと汚くなりますから
少しだけファッションにも気をつかうくらいが、ちょうどよいのではないでしょうか。
大事なのはポリシー(意思)があるかないか
スティーブ・ジョブズとか、マーク・ザッカーバーグとか
著名な経営者の中には、毎日決まったスタイルを貫いている方もいます。
ファッションに時間を割くのは無駄で、
自分はもっと重要度の高いことに時間を割き、決断を下しているということを体現する。
それも、ファッションで内面を表しているということです。
なので、自分に一番似合う定番があるならそれも通すもよし、
手間をかけず流行を追いたいタイプなら、レンタルサービスを利用するもよし。
女性は、服装の選択肢が多いので、難しいところですが・・・
流行を追いすぎたり、身の丈に合わない高価なものを買ったりする必要はないけれど、
色・素材・形くらいは、自分の好みを自分で明確に分かっておくと、安心だと思います。
ファッション過渡期で悩み中
私も、40代半ばを迎え、ファッションの困りごとがちらほらと。
体型(肉の付き方)が変わり
今まで着ていたブランドの服をお店で手に取っても、ときめかなくなり。
まあ、世の中的にはファッションもどんどんカジュアルになっていますから
しばらくは右往左往しながらファッション過渡期を楽しみたいと思います。
ひとりごと
6月は誕生月なので、お花を頂きました。
ブルーの箱に、ドライフラワー。
これはこれで素敵ですが、生花は枯らしちゃうタイプだと思われたかなー(←ネガティブシンキング)