強みより「違い」を育てよう

生きる

『身近な人が亡くなった後の手続のすべて』(自由国民社)が増刷され、24刷/累計27万部になりました。
類書も何冊か発売されたので、さすがに売れ行きが鈍ると思うのですが・・・30万部、いくのかな?

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先週末は、こちらで1泊2日、未来経営塾の夏合宿でした。

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サンライズ九十九里ホームページより

2期生10人+1期生3人+事務局3人+塾長で、 「自社の強み・弱み・経営課題・中長期計画」をみっちり議論。

社長たちのプレゼンを聞いて感じたことは、社長が自社の強みだと思っていることも、他人の目から見ると
「それって強みじゃなく、むしろ弱みでは?」だったりすること。例えば

・超大手企業(または国や役所)との取引がメインなので安定している
→そこに切られたら終わりだし、継続できても、取引条件は相手の意向次第。自由度が低くてリスクも高いよね。

・休暇が多く給料も高いため、従業員満足度が高く、離職率も低い
→従業員はいったん与えられた既得権益は、当然のことだと考えがち。
現状の会社の利益率から考えれば、無駄に高コストだともいえるような。

・粗利(売価-売上原価)率が同業他社より高い
→イコール「高価格・低品質」だということ。他のプラスアルファがないと、お客はいずれ離れていくかもよ。

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(株)ベタープレイスホームページより

強みや弱みは、時の経過や環境に応じて、アップもすればダウンもする。
まねされれば、あっという間に強みじゃなく、資本力がないとすぐに弱みになる。強みを伸ばすにも限界がある。
だから、強みだけを伸ばすより、もっと違いを意識的に目立たせるべきだよなあ、と考えていました。

会社に限らずフリーランスやサラリーマンなどの個人でも、事業や仕事の場じゃなく婚活の場でも、
「強み」は人とかぶるし上には上がいるけど、人との明確な違い=「自分らしさ」ならパクれないし追い越せない。

日本人や日本の社会って、他人と同じことであることを、自分も望むし他人も求めるけれど、
自分が納得して満足して生き、かつ成功するには、恐れず「私らしさ」を出すことが大事だと思います。

昨日、すごく背の高い小学生の女の子(180センチ近く)が、
ランドセルをしょった背中をおばあちゃんみたいに丸め、うつむいて歩いてました。

背が高いのがイヤでイヤで、自然とあんな姿勢になっちゃってるに違いない。
それに、好きな男の子はきっと自分より背が低いはず・・・。

でも「背が高い(しかも足まで長い!)って絶対すごいことなんだから、胸張ってカッコよく!」と
心の中でエールを送りました。

-生きる
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