【お知らせ】『自分でできる相続税申告』第2版は6月20日発売予定です

お知らせ

『自分でできる相続税申告』本の改訂版(第2版)を、ようやく今日、入稿できました。

6月20日発売予定です。

発売から5年半

 

2017年12月に旧版を発売し、5年半。

改訂版の発売を見越して増刷も止めていて
Amazonも在庫切れだったので、無事校了できてホッとしました。

往生際が悪く、3回目の校正でもかなりの直しを入れてしまい
期限ギリギリに。

爆売れするような本ではないですが
相続税申告をする方のお役にたてばうれしいです。

十数ページにわたり盗用された

実はこの本は
十数ページに渡り、丸々盗用されてしまったという過去があります。

当時、見ず知らずの読者の方が
HPの問い合わせフォームから
「福田先生の本の内容が、別の税理士さんに盗用されています」
と連絡を下さいました。

実際に相続税申告に取り組む方は
いろいろな本やホームページを参考にしますよね。

その過程で見つけられたのだと思います。
私はまったく知りませんでした。

でも、構成から執筆まで一語一句
少しでも読者の方のためになればと、考え抜いて作った本で

同業者なら多かれ少なかれ
この気持ちは分かってもらえると(勝手に)思っていたので
当時はすごくショックを受けました。

頭にくるというより、ショックでした。

人に真似されるものを書ける素晴らしい能力がある

『身近な人が~』本も、同業者や士業の方からの盗用が多かったので

正直もう、税理士でいるのも、相続の仕事をするのも
本当に心底イヤになりかけたのですが

大先輩の先生が

「人に真似されるものを書ける素晴らしい能力を持っているのだから
この能力をさらに磨いてくださいね。期待していますよ」

とメールを下さり(感動して永久保存)
かろうじて立ち直れたという経緯があります。

単なるなぐさめ、励ましとはいえ
盗まれる、真似されることは、見方を変えればそうとも考えられるのか、と。

それに、盗用や剽窃は「盗み」です。

盗みの結果、一時的に成功したり稼げても
消えない罪に、自分の心が傷つかない人間なんていないはず。

なので、最終的に一番傷ついているのは
盗用した当事者の先生だと、今は思えるようになりました。

まあ、私に素晴らしい能力なぞはないので
今日も明日も、自分のできることをコツコツと、ですけども。

みなさま、どうぞよい週末をお過ごしください。

-お知らせ

関連記事

日経インテレッセ6月号に掲載されています

「日経インテレッセ」は、30~60代の女性向け生活情報誌。 日本経済新聞を購読していると、毎月1回、月の中頃、朝刊に折り込まれています。 ※毎号、表紙は女優さん この中の「マダムレイコのマネーリポート …

Precious電子版に記事が掲載されています

とある試験を受けるため、夏休みを取っている間 Precious電子版に記事が掲載されていました。 遺言、どうしていますか? 「夫の死後、ほとんど会ったことのない姪から遺産を請求されて困っています」 【 …

Financial Adviser2015年9月号に執筆しています

昨日発売されたFPさん向けの月刊誌、Financial Adviser2015年9月号 『ワイド特集 相続・贈与アドバイス「51」の落とし穴』で 51項目のうち、以下の8項目を執筆しています。 落とし …

『ダイヤモンドセレクト2019年12月号相続&事業承継決定版』にインタビュー記事が掲載されています

ダイヤモンド社さんが不定期に発行している 『ダイヤモンドセレクト 相続&事業承継決定版』にインタビュー記事が掲載されています。 相続特集は、毎年発売されているそうですが 今年は年金や介護といったFP分 …

新版「身近な人が亡くなった後の手続のすべて」は12/20発売です

目次1 12/20発売 新版「身近な人が亡くなった後の手続のすべて」2 「自分でできる相続税申告」をブログで紹介して下さいました3 ひとりごと 12/20発売 新版「身近な人が亡くなった後の手続のすべ …