未来経営塾のOBインタビューに同行してきました。
今回は、1か月前にJASDAQへ新規上場した、株式会社エヌリンクスの副社長、栗林圭介さん(第2期生)です。
未来経営塾とは
「未来経営塾」は、世の中の役に立つ企業を創り、より長く成長させたいと考える経営者のための塾。現在、第5期生が受講中です。
受講期間は約1年。
ビジネスプラン、経営理念、マネジメント、経営戦略、組織、経営計画、内部統制、人事・労務管理、コミュニケーション、損益構造・CF構造、イノベーションなどにつき、プレゼンやディスカッションをしていきます。
そして、翌期の参加者を募るため、HPには随時、OBのインタビューやコラムを掲載し、塾の雰囲気などを紹介しています。
「塾で学んだことは?」への答え
栗林さんの会社の売上高は、入塾時の10億円弱から今や30億円と3倍以上に伸びたとのこと。
それって塾の効果…とは言えなくても、塾の影響はあったはず!ということで
「塾で学んだことや、気づいたことは?」とたずねたところ
「当たり前のことを、当たり前にやることの大切さ」と即答、でした。
「それまでずっと、生きるために必死に走ってきて。
やっと一度立ち止まって考えたい、勉強してスキルを身につけたいと思って塾に入ったけど、でも…」
学んだことは、当たり前のことを当たり前にやる。ただそれだけ
当たり前のことを、当たり前にできたら
そういえば、以前、別の塾生からも
「この塾で先生が言ってることって、経営の王道というか、ど真ん中ですよね。」
と言われたことがありました。
それも「当たり前のことを当たり前にやること」という意味だったのかも。
確かに
専門学校で先生に言われたことをきちんとやれば、税理士試験には受かるし
夫にいつも「ありがとう」の言葉を忘れなければ、夫婦関係だって円満。
専門家として、お客様と税法にいつも誠実に向き合っていれば、仕事は絶えないし
化粧水→乳液→クリームの3ステップを省略せずお手入れすれば、肌状態はほぼ万全。
経営に限らず(イチ女子としても)、いろいろなことが上手くいくはずですが
「当たり前のことを当たり前にできていない」ことの多いこと多いこと。
効果が見えにくい地道な努力より、つい即効性のある近道に走りがちですが、
目先の問題が一時的にはなくなっても、根本的な解決にはなりません。
結局、上に伸びるには、しっかりした根っこがあってこそ。
ひとりごと
日曜は、ニューオータニで茶道の先生の50周年パーティー。
先生も、そうやって歩んだ50年だったのかな…
大宗匠(前家元)もお越しになるなど、華やかな会でしたが
と同時に、先生の人柄があふれ出るような、とてもアットホームな集まりでした。