自宅マンションをフルリノベする理由

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自宅マンションをフルリノベーションするため

8月中旬から年末まで、仮住まいで暮らす予定です。

今までは「壊れたら修理」

わが家は築20年の中古マンションで、購入したのは約10年前です。

購入時に、浴室とトイレを入れ替え、家全体のクロスも張り替え

その後も、クーラーは効きが悪くなったときに、
そして、給湯器は壊れたタイミングで入れ替えています。

なので、今後10年、おそらく20年後までは
今まで通り「壊れたら修理」で暮らすこともできたはずです。

フルリノベすると決めたわけ

なのに、フルリノベすると決めたわけ

それは、対処療法ではなく根本的に変えたい点があったからです。

夫婦2人に3LDKは不要

わが家は一般的な3LDKの間取りですが

現状、「リビングの横にある部屋」の使途がなく
洗濯ものをたたむ部屋と化していました。

子どもがいる家庭なら、子ども部屋として使うのかもしれませんが

2部屋の間にある壁を取り払った方が
リビングが広くてくつろげるのにな、と思っていました。

壁付けキッチンの孤独感

さらに、キッチンは「壁付け」タイプ。

これは、アイランド型やペニンシュラ型より収納を多く確保でき
ニオイの拡散や油はね・水はねが気にならず
ダイニングスペースも広くとれるため、マンションでは一般的なつくりです。

ただ、キッチンにいる人は
常に壁を正面に、食事の支度や後片付けをすることになり

リビング・ダイニング側に背を向けるため、家族との会話がしにくく
「私作る人・片づける人」「僕食べる人」が孤独だったので

夫婦円満のため、思い切ってペニンシュラ型に変えることにしました。

衣替えの苦行

あとは、3LDKの場合
リビング以外の各部屋に、それぞれ壁面収納がある形が一般的だと思います。

わが家もそのつくりですが、2人の洋服をあえて3つの部屋に分ける必要はなく

しかも、衣替えごとに
オンシーズンの服を、よく使う部屋のクローゼットに移し
オフシーズンの服を、あまり使わない部屋のクローゼットに移し…の繰り返し。

2人の服を1か所にまとめ、
衣替えや服の移動の苦行から解放されたい、という希望がありました。

住まいに自分たちを合わせるのをやめる

他にも小さな不満や「こうしたい」はありましたが
「フルリノベするしかない!」ほどの致命的な欠陥ではありませんでした。

ただ、10年暮らし愛着がある一方
こういった小さな不満がチリチリ、毎日少しずつ積み重なって

夫と自分の年齢も考えたとき、

そろそろ、他人が作った住まいに自分たちを合わせるんじゃなく
こう暮らしたいと思う形に、住まいの方を変えてもいいんじゃないかな、と感じ。

紆余曲折の末、
ようやくプランが固まり、見積りを頂き、こちらもひと区切りついたところです。

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