脱ペーパードライバーして感じた「自分で車を運転する」ことの意味

生きる

ペーパードライバーを返上し、日常的に車を運転するようになり
「自分で車を運転する」ことの意味づけが、だいぶ変わりました。

対自分だけではなく、対高齢者についても、です。

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マイカーを日常使いするように

25歳で免許取得後、長年ペーパードライバーでしたが
つくしのヘルニア発症を機に、ひとりでマイカーを運転するようになり丸2年。

コロナ禍が長引き、基本荷物も多めで
都営新宿線というマイナー路線在住でもあったため

その後も都内を頻繁に運転し、便利さを実感しています。
2度ほどこすって、修理しましたが。

ただ、便利さよりもっと気持ち的に大きかったのは
いつでも、どこへでも、どこまででも
自分の力で自由に行けるという不思議な感覚です。

「よし、今から行こう!」と決めれば、どこへでも行けるし、実際出かけています。

キーをポケットに入れ、車にエンジンをかけ
目的地に向かう解放感、背中に羽が生えた感覚は
他の交通機関を使うのとは、まったく違うと感じています。

高齢ドライバーが免許を返納することの意味

一方、高齢者の運転に関しては、交通事故の報道などを見て
せめて80歳を過ぎたら免許は返納すべきでは、と思っていましたし、今でもそう思っています。

自分がハンドルを握る立場になったからこそ
視力や判断能力の衰えが、事故に直結すると痛感しますので。

更新時の70歳以上の高齢者講習や、75歳以上の認知機能の検査だけでは怖いです。
車に搭載される運転支援のシステムが、もっと高度になって、全車種に搭載されれば別ですが。

でも、長年ずっと自分で車を運転してきた人から、運転免許を取り上げるということは
今の私の気持ちとは真逆で「閉塞感、羽をもがれた、世界が狭まる」ことになり

その喪失感がどの程度かは、家族でも分かってあげられないかもしれません。

「頼む」と「頼る」の違い

「頼む(ask)」と「頼る(rely on)」は違います。

自分も免許があり運転できる前提で、家族に「病院まで送って」と「頼む」のと
自分は既に免許を持たず、「病院まで送って」と「頼る」のとは

一見似ていても、依頼と依存とで、意味が全然違ってしまいます。

国立長寿医療研究センターの調査では
「自分で車を運転する」ことは、高齢者の自立に寄与することが明らかになっているとのこと。

運転をやめた高齢者は
運転を続けた高齢者と比べ、要介護状態になる危険性が8倍に上昇し

運転をしていた高齢者は
運転をしていなかった高齢者より認知症のリスクが4割減るため
運転寿命を延ばすためのプロジェクトが、行われているそうです。

まとめ

以上、ペーパードライバーを脱し、日常的に車を運転するようになり
「自分で車を運転する」ことについて、感じたことを書きました。

ひとまず私は、カーフェリーの路線も調べたりしながら
いつかは、とワクワクしています。

-生きる

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