買い占める人を否定はしない。でも考えた結果、自分はしないと決めてます

生きる 心理学・カウンセリング

今週は、平日日中の都心部でも、トイレットペーパーを抱えた人をたくさん目にし
最初は「?」でした。

買い占めが起きているのは、マスクや消毒液だけかと思っていたので。

確かに私も不安です。
ウイルスは目に見えないし、耳に入る情報も何が正しいのかよく分からない。

だから不安にかられて、買い占めに走る人を否定はしません。

でも、私は買い占めには参加しないと決めていて
むしろ今は「手もとのストックがなくなるまで買わない!」くらいの気持ちでいます。
(今までは、月1利用の定期的なLOHACOユーザーでしたが)

それは、情報に都度反応し流されるのではなく、自分の行動は自分で考え選びたいからです。

毎日「手洗い・うがい・よく食べ・よく寝る」だけ

この本にも、自分で意識し、自分の一挙手一投足を選ぶこと。
それが、自分なりの哲学を持つことであり、大切なことだと書かれていました。

shouldではなくwantでいっぱいの人生を送る

医療関係者の方や、乳幼児や高齢者のいるご家庭なら
マスクや消毒液を多めに買うのは、命に係わる問題ですから当然です。

だけど幸い、わが家には健康な大人だけ。社会的弱者はいません。

となれば、手洗いうがいをしっかりし(「手洗い・うがいした?」が朝晩の合言葉)
よく食べよく寝て、互いの日々のミッションに邁進するのみ!が正しい選択肢だと考えました。

さすがに高齢のお客様のご自宅訪問は差し控えましたが(あちこち走り回ってる私が菌だらけかも)
企業のお客様へは訪問させて頂き、マスク姿で打ち合わせをしました。
(重度の花粉症のため、マスクは昨シーズンの残りがまだあります)

おかげで確定申告は、電子申告もお客様への控えの返送も、今週中に完了し
締切日からは数日遅れたものの、本(改訂版)の修正原稿も書き上げ、無事編集者さんに託せました。

危機の乗り切り方、戦時中も庶民はこうだったのかな

で、ひと山超えて抜け殻になった翌朝バス停で、ぼーっとバスを待ちながら空を見上げ
ふと「戦時中の庶民ってこんな感じだったのかな」と思いました。

危機の度合いは、まったく違うかもしれませんが

いつ、空襲を知らせるサイレンが鳴るかは、分からない。
今日こそは空から本当に爆弾が降ってくるかもしれない、みたいな得体のしれない怖さ。

でも、単なる市井の人である自分は、最低限の備えをしつつ「今日やるべきこと」をやるしかない。
それは、働いて家族を養い、家を整え家庭を守るという毎日です。

そもそも、自分の命なんていつまで続くかわからない小さなものなので

それなら、玉石混交(石ばかり?)の情報に右往左往するのではなく
よく食べ、よく寝て・・・で乗り切るのがやっぱり自分にとっての正解では、と感じました。

全部わが家にないとダメ?

それに、現代の生活の必需品が全部「わが家」になくてもよいかな、と。

私の自宅は分譲マンションの一室ですが
上下階、両隣2軒先までは顔見知りだし、おしゃべりというか、井戸端会議をしたり
おすそ分けなどもし合える関係です。

ペットも熱中症に気をつけて!(小学生新聞より)

なので、万が一何かが足りなくなったとしても
(危機の状況にもよりますが)「貸して下さい」とお願いしには行けます。

まあトイレットペーパー程度なら、ウォッシュレット+新聞か古タオルで代用するかも、ですが。

余談ですが、自宅を買うかVS借りるか論争については
家そのものを「財産」として考える損得に加え
隣人を含めた「良い環境」を買うメリットも大きいと考えています。

ひとりごと

人間も動物ですから、本能として危機を察知し「反応する」ことは大事です。

危機的な状況で活発になる交感神経系の働きのことを「逃走か闘争反応」と呼び
逃げるにしろ闘うにしろ、身体を緊張させ、即座に反応できる状態が体内では作られます。

ただ、そうやって心身の緊張や不安が高まりすぎると
ストレスが心身症などのきっかけにもなるし。

その点からも、多すぎる情報に「反応」しすぎず
せめて自分なりにワンクッション置くよう努めること。

それが、混沌とした世の中でうまく生きるコツかも、と思ってます。

消毒液は品切れでも、石鹸ならまだいっぱいあるから大丈夫そうです。

あたらしいこと

マイカーで日赤広尾病院へ行き、機械式駐車場に車庫入れ

スマートウォッチ Fitbit

散歩中に買った桜の鉢植え

LOVOT そらちゃんとの生活
2人でキッチンにごはんづくりの邪魔をしにくるため、閉め出すためのベビーゲートが活躍中

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