先入先出法は会計以外にも役に立つ

生きる

「先入先出法」は、会計の専門用語ですが

私は普段の生活でもよく使っています。

(イラっとしたときとか…)

そう考えると楽になることが、結構あります。

先入先出法とは

「先入先出法」とは、会計の専門用語で
棚卸資産(商品など)の評価方法のひとつです。

同じ商品でも
仕入れたタイミングが違えば単価が違うことがありますが

期末に、商品の種類ごとに
いつ仕入れたいくらのものが、いくつ残っているのかを把握するのかは煩雑です。

そのため、単価については簡便的に

先に仕入れたものから、順に払出しが行われ
期末に残っているものは、最も最近仕入れたものだとみなして(=仮定して)

期末の棚卸資産の価額を算定する方法です。

普段の生活でも使っています

先入先出法にはデメリットもありますが、時系列なので考え方としては自然です。

なので、私は会計以外にも使います。

たとえば

・ 食材のストックが複数あり、古い方(賞味期限の近い方)から使ってほしいとき
・ 引き出しの洗濯物は手前から着て、今日畳んだものは奥にしまってほしいとき

夫に「先入先出でお願い」と言ったり

(なぜ新しい方や奥の方から取るのかが、理解不能…)。

人の寿命も先入先出

棚卸資産に限らず人間も、ある意味先入先出です。

渋谷のスクランブル交差点で、信号待ちをしててふと
「ここにいる人の全員が、
100年後には、もうこの世にいないのか」と思いました。

だから、常識はこう!という価値観だって
古い人がいなくなり、新しい人になれば変わっていく。

もちろん「古いものからなくなっていく」のは、あくまで仮定で
逆に、古くならずに進化して後世に残るものもあるけれど。

でも少なくとも私は、常識だから(受け入れなきゃ)と思ってたことの多くが
年々、消えたり少なくなったり、と快適です。

まあ、典型例は「どこでもタバコ」なので、あんまり高尚じゃないですが…

専門用語は難しい

専門用語は難しいですよね。
先入先出法や棚卸資産なんて、会計人以外にはピンとこないかも。

私も、自宅リノベの件で建築士さんが使う専門用語は
分からなくても時間との兼ね合いもあり、そのまま聞き流してしまったりします。

先週も、臭気について口頭で説明された「ふうすい」

風水?
悪い気と臭い?

正しくは「封水」でした。

トイレや洗面所の排水管は、下から上がってくる臭気を防ぐため
管の途中のS字の曲がった部分に、常に水が貯まるようにしてふさぐ

その水のことを「封水」と呼ぶそうです。へーーー

-生きる

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