愛犬つくし(3歳半)がヘルニアを発症し、今日で4週間がすぎました。
原因が「第7腰椎のヘルニア」だと判明するまでが大変で
今の先生に出会えなければ、どうなっていたことか。
正しい情報や適切な相談先が必要なとき
それを探すのがどれほど大変かを、身をもって知りました。
特にネットの海は広すぎて
「自分が」今、本当に必要としている専門家を探すのは、ほぼ無理です。
税理士もネット検索すればある程度、自分に合う人は探せると思っていた自分を
恥ずかしく思いました。
※発症前。ソファーに飛び乗り、寝ていた頃
目次
とにかく正しい診断を求めて
つくしは、ある朝突然、サークルの中でぶるぶる震えたままこちらを見つめ
まったく動かず、ゴハンも口にしなくなってしまいました。
すっかり別人(別犬)になったつくしに
「どうしたの?」「どこが痛いの?」と聞いても、もちろん答えてくれません。
数日間、近所の動物病院に通いお世話になったものの、解決せず
現在の病状はどうなのか、詳しく診てくれる先生はいないか、ひたすらネットを検索。
でも、動物病院の口コミはどこも似たり寄ったりだし
ワンコのいる友人にメールで聞いても、めぼしい情報は得られません。
今のつくしのどこが悪いのか、何をどうすればいいのか、それを誰か教えてほしい。
そんな不安な気持ちでいっぱいでした。
助けてくれたのはリアルなゆるいつながり
そんなとき、以前近所の居酒屋で、隣の席にいた女性社長さんとワンコネタで盛り上がり
電話番号を交換していたことを思い出し。
失礼を承知で、かけてみたところ
「それは大変。ここなら絶対信頼できるから」と、ある動物病院を教えて下さり
「今すぐ私からも先生に電話しておく。絶対よくなるから大丈夫!」と励まされ
すぐにその病院に向かうと、正しく診断してもらえ
それ以後、週1~2回のペースで診察・投薬・整体の施術を受けています。
ネットの情報は、早くて豊富で、取捨選択も可能だけれど
リアルなゆるいつながりからの、実体験に基づく情報の信頼性とありがたさを痛感しました。
ネットの海から、必要な情報や頼れる専門家を探すのは難しい
ひたすらググって気づいたこと。
それは、動物病院も獣医さんも税理士と似ているというか
・ MRI・CTなどの高価な機器がある
・ ホームページの症例の写真や説明が充実している
・ 建物が大きく、スタッフも多そう
・ 本院・分院・グループ病院がある
・ 緊急・夜間診療もある
そういった病院ごとの違いや、症例ごとの対処法はネットで分かるものの
・ どれが「自分にとって」必要な情報か
・ 誰が「自分にとって」頼れる専門家なのか
を、ネットの海の中から探し出すのは、非常に難しいということでした。
大病院=安心と、つくしを任せる気持ちにはなれず、本当に迷いました。
実務家こそ、必要な人に必要な情報が届くよう「書く・話す」仕事もしてほしい
その獣医さんからは、わが家の犬育ての間違い(でも市販の本通り)を多数指摘され
「先生、それを本やブログで書いて広めて下さればいいのに」と言ったら
業界の通説と違うため書きにくい、そもそも犬が好きすぎて実務が多忙、などの事情があるとのこと。
でも、現場を知る実務家だからこそ、直接対応できる患者(飼い主)だけでなく
その情報を必要としている、多くの人に届くよう
「書く・話す」仕事を、もっとしてくれたら、と思いました。
そう思ってもなかなか実行できない、自分への戒めも込めて、ですが…
ひとりごと
先週金曜、初めての自主開催セミナーを無事終えました。
一般の方向けのつもりでしたが、税理士の方や税理士事務所に勤める方にも
参考になったと言って頂けて、光栄でした。
参加して下さったみなさま、ありがとうございます。
12/13(金)にも今回と同じ内容で、遺言セミナーを開催します。
ご興味のある方は、足をお運び頂けたらうれしいです。
そして週末は知人に誘われ、新国立劇場へ。
菅田将暉主演の舞台、カリギュラでリフレッシュ
のつもりが、哲学的なセリフの連続で、なぜか脳みそフル回転でした…