日本金地金流通協会さんと生活設計塾クルーさんの講演を終え、年内の講演終了です。
複数の参加者の方から「福田先生って、歯に衣着せずにしゃべりますね」と言われ
「え?結構、着せてるつもりなんですけど」と答えたところ、「着てません。着てません」と苦笑いされました。
え、ホント~?\(◎o◎)/
(本人は)お上品に話しているつもりでも、なぜかポンポン、歯切れよく聞こえるそうです。
「一般的にはこう言われてますけど、実務ではこうです」とか「こういう話が出回っていますけど、
法の立法趣旨から考えれば、こう取り扱います」といった、 実務家ならではの話が新鮮だとのことでした。
年内残り10日は本業に集中しつつ
今週土曜は、徳山にて、安本と獺祭の桜井社長の講演に参加し、日曜は獺祭の蔵見学の予定です。
酒だけではなく、お茶も。・・・ついにお釜を購入しました。
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「専門家の選び方について知りたい」 と、よく尋ねられます。
ただ、それをアドバイスできるほどの立場ではないので(=この業界15年程度はまだ若輩者)
「もし私が普通の人だったら、どうやって選ぶだろう」 と、一時期、真剣に考えました。
結論: 1に誠実さ、2に相性、3,4がなくて5に知識と経験、と唱えながら選べば、ほぼ間違いなし!
もちろん、知識や経験を第一に考え、専門家を探すべき場合もあります。
自分や家族の死期が迫っているなら、とにかく救ってくれる可能性が最も高い医師に頼むでしょう。
でも、自分や家族にまつわる法律や税金、マネーなどにつき、アドバイスをもらう目的で専門家を探すなら
まずは「誠実さを感じられる人(や組織)」が、一番です。
誠実な人なら、お客さまの話をよく聞いてくれるはず。そして、 常によく勉強していて
なるべく早い対応を心がけてくれる、というように、心技体のバランスがとれていると思います。
もし、経験や知識、又は、時間や人手などが足りず、自分が受任できない案件だと判断すれば、
「誠実な人なら」その旨を正しくお客さまに伝え、可能な限り他の専門家を紹介します。
税理士、司法書士、弁護士、FPなど、どの専門家も扱える業務範囲は意外に広いからこそ
「何でもできます・やります」という人は危険であり
少しでも相手に違和感を感じたら、離れて別の人を探した方が、安心なのではないでしょうか。
また、夫婦は似ているといわれるように、専門家と依頼者も似ているか
似ていなくても相性が合う者同士の方が、お互い楽です。
「こうしたら、ああしてほしいのに、してくれない」の積み重ねが不信感につながるので
「こうしたら、(普通に)ああしてくれた」という方が、ストレスになりません。
おそらく何を探す際にもいえることは、好奇心を持って前向きに人生を歩んでいれば、
本やネットから得られる情報プラス、(一番信頼性のある) リアルの人間関係からもたらされる情報により
おのずと、自分のニーズとピッタリ合う人や物に出会えるのでは?
これも一種の、因果具時かもしれません。
今月で、独立開業して丸6年、7年目に入りました。
これからも、ひとりひとりのお客さまに誠実に対応し、仕事を続けていけたら幸せです。