未来経営塾の夏合宿

働く

先週末は、未来経営塾の夏合宿のため、熱海へ。
元中部電力の保養所が、TKPが運営する会議室付の宿泊施設になっていました。

写真 (2)写真


経営塾は毎月1回、土曜に開催しています。
事前に課された課題の発表と質疑応答を、毎回全員行いますが、時間に限りがあるため
「もっと議論したい」と、フラストレーションがたまります。よって、合宿もカリキュラムに入っています。

合宿では、ひとり40分のプレゼン時間があったので
・ 自社の強み・弱み・リスク・脅威をふまえた経営課題
・ その課題解決法
・ 3年間の中期経営計画
をじっくり議論できる・・・はずが、やはり全員時間オーバー。夜まで白熱した議論が続きました。

私も毎回、自分の仕事について課題に沿ったメモを作って参加し、議論にもたまに口を出しています。

今回感じたことは、やっぱり強みと弱みは同じ、または紙一重だな~ということ。
だから、「今日」の強みは「明日」の弱み、その逆もまたしかり、です。

たとえば、男性と同じ仕事をする際、女性であることはずっと「弱み」だったけれど
今の女性活用の雰囲気なら、逆に生かすべき「強み」になるのかもしれません。

「女性ならいいのか!」という声もありますが、今までは「男性ならよかった」のですから
機会さえ同じになれば、最終的には本来あるべきところに落ち着くはず。
自分の強みや弱み、自分を囲むリスクや脅威を、「自分でコントロールできるもの」と「できないもの」とに
区分しておけば、雰囲気に対してはそれなりの軽さで対処できます。

できれば、今直面している問題の解決より、あるべき姿を思い描き
それと現実とのギャップをどう埋めるかに、より力を注ぎたいものです。

たまたまご縁があり、12月には、獺祭を作っている旭酒造さんを塾生全員で訪問し
桜井社長のお話を伺う予定。議論同様、作り立ての獺祭も楽しみです(*^_^*)

-働く
-

関連記事

女性は「なんとなく」で税理士にはならない

目次1 インタビューで聞いた税理士観2 女性は「なんとなく」で税理士にはならない3 少し背伸びし生きるのは、楽ではないけれど楽しい4 まとめ5 ひとりごと インタビューで聞いた税理士観 大学院の研究は …

勤務税理士にも賠償責任?

週刊T&Aマスターの最新号には 相続税の申告業務をめぐる最近の訴訟トラブルが紹介されていました。 目次1 勤務税理士でも賠償額は所長と同じ2 自社株評価の前に相続税対策の提案?3 「税理士」の …

女性税理士の利点

弁護士の関根稔先生が、昨日ブログにこんな記事を書かれていらっしゃいました(以下、抜粋)。 女性税理士の利点 1 経営成績が悪くても、女性税理士に示すのなら恥ずかしくない。 2 そもそも細かい数字の仕事 …

1に誠実さ、2に相性、3・4がなくて5は・・・

日本金地金流通協会さんと生活設計塾クルーさんの講演を終え、年内の講演終了です。 複数の参加者の方から「福田先生って、歯に衣着せずにしゃべりますね」と言われ 「え?結構、着せてるつもりなんですけど」と答 …

セミナー講師の役割は、点を線にすること

セミナー講師の役割は、聞き手の「点を線にすること」だと思っています。 目次1 点をつなげて線にしてもらうために、話す2 線で理解することが必要な理由3 今回の相続セミナーでは4 まとめ 点をつなげて線 …