メディア情報
『自分でできる相続税申告』が3刷になりました
こんなニッチな本を、発売半年で3刷にして頂きました。
購入して下さったみなさまと、自由国民社の古村さん&タクトの林さんのおかげです。
本当にありがとうございます!
ただ、初版(平成29年12月発行)や2刷(平成30年2月発行)は、今後もず-っと平成30年度税制改正「前」の内容のままとなり
税金本の宿命とはいえ、リアル書店やAmazonにあるこれらの在庫を回収したり、内容を修正したりできない点が、著者としては歯がゆいところです。
【 読者の方に影響がありそうな改正点 】
● 添付書類
被相続人の戸籍謄本一式が、「原本のみ」から「原本のコピーや図形式の法定相続情報一覧図の写しでもOK」に
● 小規模宅地等の特例の要件の厳格化
特定居住用宅地等の別居親族(家なき子)、貸付事業用宅地等の3年縛り
特に家なき子は、相続税額に大きな影響を与えます。
実際に相続税申告をする方は、国税庁のHPで最新の内容をチェックするか
税務署や税理士に、個別に相談して下さい。
もちろん、書店で再度3刷をお買い上げ頂けたら、著者としてはありがたいですが
書店には初版や2刷しかない可能性もあります。
そこで、初版や2刷を既にお持ちの方で、3刷による改訂部分の情報が必要な方については、
ホームページのお問合せフォームからご連絡頂下さい。
追って該当箇所を、メールでお送りさせて頂きます。
来月中旬から、新聞のコラム連載がスタートします
なんと、全国紙
しかも、毎週1回
そして、全10回です。
本以外の執筆は久しぶりで、お断りしようかと思ったのですが
信頼しているFPさんが私を推薦して下さったと聞き、思い切ってお受けすることにしました。
プレッシャーと期待が半々で、
テーマ選びに頭を悩ませています。
税制改正による本の「内容陳腐化」問題
「税務の本は鮮度が命!」でもあるのが、著者にとっては辛いところです。
こんなに時間をかけて、あんなに苦労して執筆したのに、内容がそぐわなくなって悲しい。
これは、すべての税務の本の著者が同意してくれるはずです。
過去にも
2冊目↑を発売した翌月に、基礎控除額額の引下げや小規模宅地等の特例の見直しが公表され
内容がそぐわなくなってしまったトラウマがあります。
1冊目↑と合わせて改訂版を出版したかったものの、よい返事をもらえませんでした。
改訂版は、どうしても部数が伸びにくいことが理由だそうです。
改訂版を出して頂ける出版社が、他にあればよいのですが・・・
ひとりごと
梅雨の中休み。
すかさず、テラス席なら犬連れでも大丈夫なお店でビールを。