認知症サポーターになりました

生きる

新宿区の認知症サポーター養成講座を受講し、晴れて「認知症サポーター」になりました。

IMG_0204

**********

区の福祉課や地域包括支援センターの方によると、新宿区の高齢化率は、全国平均とほぼ同じ。
でも、高齢者の「ひとり暮らし率」となると、全国平均の倍以上だとのこと。

ひとり暮らしは認知症になりやすく、発症しても他人に気づいてもらうのが遅れます。

新宿区では、都外や都下の人を保護することも多く、特に男性は、長年のサラリーマン生活のせいなのか
会社に行こうと電車に乗り、新宿駅まできたものの、自分の居場所が分からなってしまうとか。

税理士として、認知症の増加にどう対処するかはもちろん重要です。
本人に正常な意思能力がないと、老後の財産管理や各種諸手続きが行えません。
最近は故人に加え、相続人も認知症というケースが増え、遺産分割や相続税の申告に支障が出ています。

それに加え、税理士ではなくひとりの人間として、老いる人が急増する世の中で、
自分はどう役に立てるのだろうということも、時折考えます。

講座では、「家族に迷惑をかけて心苦しい」「自分がどうなるのか不安だ」と書かれた
認知症の方の日記も紹介されました。

中途半端に専門知識があると、何か特別なことをしなくてはと考えがちですが、
まずは、認知症は「病気の一種」であると理解し、
患者さんや家族の方を、気にかける・話を聞く、だけで十分だとのこと。

確かに、特に女性(私)は、自分の話を聞いてもらえただけで満足♪ってこと、よくあります~

・・・認知症がらみでないとはいえ、
つい右から左に聞き流してしまう、業務に直接関係ないお客様の話も
今後はよほど時間のないとき以外、じっくり聞こうと思います(^_^;)

ちなみに、認知症の人と接するときに気をつけることは
・ 驚かせない(背後からではなく、前から声をかける)
・ 急がせない(ゆっくり待つ。手助けする)
・ 自尊心を傷つけない(子どもに話すような言葉で話しかけない)
だそうです。

-生きる

関連記事

42歳の平均余命=45.38年

お知りあいのFPさん(40代)が、先月、お亡くなりになりました。 ご病気だったそうですが、今年の1月、相続後見マネー塾のメンバーで 毎月行っている勉強会に来て頂き、家族信託の話を伺ったばかりです。 仕 …

ブログの魅力

平成21(2009)年から5年間、途中1年ほど休みつつ、ブログを続けてきましたが この度こちらに移転することになりました(^^ゞ ブログの魅力 今後もブログを書くか否か、ボーっと考えていても仕方がない …

やりたいことだけをやる。それがこれからの働き方

ワークライフバランスとは、仕事とプライべート、両方のバランスを取りながら働くこと。 ワークアズライフとは、仕事とプライベートを分けない考え方のこと。 一方、私は「自分がやりたいことだけをやる」 それが …

イヤなのは、仕事始めか会社始めか

年末年始、東京は少し冷え込みましたが、お正月らしい、よいお天気に恵まれました。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 目次1 仕事納めや仕事始めのない働き方2 仕事がイヤ?それとも会社がイヤ?3 生 …

いくらブレても構わないと思う。自分の北極星に進んでるなら

一昨日の日経朝刊の一面で、あの永守さんが 日本電産・永守氏、新型コロナ「利益至上」見直す契機 ――経営者がコロナ終息後を見据えて備えるべきことは 「利益を追求するだけでなく、自然と共存する考え方に変え …